理事長挨拶 飯田 博行(いいだ ひろゆき)

ご挨拶

当財団は2010年4月に公益財団法人富山県移植推進財団として設立され、

12年余りになります。私は2018年6月から理事長を務めており今回3期目になります。

財団設立の目的は、「臓器移植を推進するため、県民への臓器移植の知識や

意義の普及啓発、医療機関への教育及び臓器移植が適正に行われるための支援

を行い、以て県民の健康福祉に資すること」です。

 当財団は富山県、日本臓器移植ネットワークおよび賛助会員のご支援を受け、

移植医療全般の普及啓発活動や臓器移植支援事業行っています。

役員として、今回役員名簿にあります理事8名と監事を再任、新任2名を含む評議員10名を選任しました。日常業務は富山県臓器移植コーディネーターの清水遥加が担い、富山県知事から委嘱された県内各病院の院内コーディネーターの協力を得て活動しています。

 富山県内には、脳死下臓器提供が出来る病院が各医療圏に合わせて9病院あり、臓器提供体制が整えられています。当財団は毎年「脳死下臓器提供に関わる関連団体の連絡会議」を主催し、提供病院、移植病院、行政、警察、消防、航空関係、児童相談所など関係団体のスタッフが一堂に会し、情報交換や課題の検討を重ねています。

2020年から新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年通りの活動は出来ませんが、これまで意思表示カードの配布、院内コーディネーターの連絡会やセミナー、大学、専門学校や高校での講義、研究会や講演会の開催など、臓器提供や移植推進の活動を行ってきました。

 富山県においても臓器移植を希望している患者さんがおられますが、一般社会の皆様や医療従事者の中でも、まだ関心や理解が得られていないのが現状です。臓器提供をしたい意思を持った患者さんやそのご家族、臓器移植を受けたい患者さんに対して、十分な情報提供や支援が行われることが必要です。

また、医療関係者に対しても移植医療の知識や意義を伝え、理解を深めていただくことも大切です。

 このホームページをご覧いただき、公益性のある当財団の活動、臓器提供や移植医療について、皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

                                                      2022年6月