理事長挨拶 飯田 博行(いいだ ひろゆき)

ご挨拶 

 当財団は1989年に設立されました財団法人富山県腎臓バンクを引き継ぎ、2010年4月から

公益財団法人富山県移植推進財団として発足いたしました。

 私は前田昭治前理事長の後任として、2018年6月から理事長を務めております。

財団設立の目的は、「臓器移植を推進するため、県民への臓器移植の知識や意義の普及啓発、医療機関への教育及び臓器移植が適正に行われるための支援を行い、以て県民の健康福祉に資すること」です。

 当財団は富山県、日本臓器移植ネットワークおよび賛助会員のご支援を受け、移植医療全般の普及啓発活動や臓器移植支援事業行っています。

 役員として、名簿にあります理事を2年毎、監事と評議員を4年毎に選任し、日常業務を

清水遥加富山県臓器移植コーディネーターが担い、県知事から委嘱された県内各病院の院内コーディネーターの協力を得て活動しています。

 富山県内には脳死下臓器提供が出来る病院が各医療圏に合わせて9病院あり、臓器提供体制が整えられています。

 当財団は毎年「脳死下臓器提供に関わる関連団体の連絡会議」を主催し、提供病院、移植病院、行政、警察、消防、航空関係、児童相談所など関連団体のスタッフが一堂に会し、情報交換や課題の検討を重ねています。今年はCOVID-19の影響で例年通りの活動は出来ませんが、これまで意思表示カードの配布、院内コーディネーターの連絡会やセミナー、大学、専門学校や高校での講義、研究会や講演会の開催など、臓器提供や移植推進の活動を積極的に行ってきました。

 富山県においても臓器移植が必要な患者さんがおられますが、一般社会の皆様や医療従事者の中で、まだ関心や理解が低いのが現状です。臓器提供をしたい意思を持った患者さんやそのご家族、臓器移植を受けたい患者さんに対して、十分な情報提供や支援が行われることが必要です。また、医療関係者に対しても移植医療の知識や意義を伝え、理解を深めていただくことも大切です。

 このホームページをご覧いただき、当財団の公益性のある活動、臓器提供や移植医療について、皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

                            (2020年11月)