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理事長挨拶 飯田 博行(いいだ ひろゆき)

 当財団は2010年4月に公益財団法人富山県移植推進財団として設立されました。その目的は「臓器移植を推進するため、県民への臓器移植の知識や意義の普及啓発、医療機関への教育及び臓器移植が適正に行われるための支援を行い、以て県民の健康福祉に資すること」です。  私達は富山県、日本臓器移植ネットワーク、NPO法人富山県腎友会および賛助会員等のご支援を受け、臓器移植の普及啓発活動や支援事業を行っています。また、2026年1月厚生労働省から新たな臓器あっせん機関として認可された 一般社団法人中部日本臓器提供支援協会(CODA)の設立時社員(正会員)として参加しています。

 2026年6月に役員名簿にあります理事と評議員が選任されました。事務局は富山大学杉谷キャンパス内にあり、日常業務は富山県臓器移植コーディネーターの清水遥加が担い、県知事から委嘱された院内コーディネーターのご協力を得てコーディネーター活動、医療機関での支援活動をしています。これまでに意思表示カードの配布、院内コーディネーターの連絡会やセミナー、大学、専門学校や高校での講義、研究会や講演会の開催、グリーンリボンデーでのリーフレットやグッズの配布、グリーンライトアップキャンペーン、ブックカバーの作成・配布など臓器提供や移植推進の啓発活動を行ってきました。近年富山県内で臓器提供が増えており、2025年には脳死下臓器提供が3件、心停止後臓器提供が1件あり、献腎移植が5件行われました。

 県内には脳死下臓器提供の出来る病院が9病院あり、臓器提供体制が整えられています。毎年「脳死下臓器提供に関わる関係団体の連絡会」を開催し、提供病院、移植病院、行政、警察、消防、航空関係、児童相談所など関係団体のス タッフが一堂に会し、情報交換や課題の検討を重ねています。県内においても臓器移植を希望されている患者さんが多数おられますが、移植を受けたい患者さんと臓器提供の意思がある患者さんやそのご家族に対し、適切な情報提供と支援が行われることが重要です。また、医療関係者にも臓器提供や移植医療の意義や現状を伝え、理解を深めていただくことが大切です。このホームページをご覧いただき、臓器提供や移植医療、当財団の活動について、皆様方のご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。

2026年6月

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